紫外線対策をしっかり
紫外線対策は美白が目的ではなく生涯にわたって健康な肌を保つための小児期から行うべき大切な生活習慣と考えてください。
年間でみると4月から9月に1年間の約70%の紫外線が、1日でみると正午をはさむ前後2時間(10時~14時)の間に約60%の紫外線が地表に降り注いでいます。夏至の頃に正午前後20分程度日光に当たるだけで日焼けが始まります。
●子どもの紫外線対策としては、以下のようなことが挙げられます。
①紫外線の強い時間帯での野外活動を避ける。
②日陰を利用する。
③日傘を使う。帽子をかぶる。
④袖や襟のついた衣服で皮膚を覆う。
⑤日焼け止めを使う。
●学校(園)生活で用いるのに適したサンスクリーン剤の条件は
①SPF15以上でPA++~PA+++の表示があるもの
②無香料および無着色の表示のあるもの
③プールでは耐水性かウォータープルーフの表示があるもの
の使用が推奨されます。
今、何の病気が流行しているか!
川崎市が市民の皆様向けに色々な感染症の情報を提供しているサイトがあります。
今はゴールデンウイークに海外へ渡航される方に対して海外で気をつけたい感染症を簡単にまとめたコラムを記載しております。それ以外にも感染症の流行状況をリアルタイムで載せてありますので是非ご覧ください。
「川崎市感染症情報発信システム」サイトはこちら
蚊に刺されてうつる感染症
小児科ページの主な疾患に「蚊に刺されてうつる感染症」を掲載いたしました。
定期予防接種打ち忘れに注意!
定期接種になっている予防接種の中には年齢制限があるものが少なくありません。
特にMRワクチン(麻しん・風しん混合)の2期は年長児の間に接種することになっていますので
対象になっている方は忘れずに年度末(3月31日)までに受けるようにしてください。
BCGや水痘ワクチンも公費で接種できる期限が短いワクチンですので打ち忘れに注意してください。
「視力スクリーニング検査」機器を導入しました
視力低下や屈折異常、斜視が疑われる患者さんの視力検査を行います。
詳しくは乳幼児健診のページをご覧ください。
海外旅行、海外赴任に伴う健康リスクと予防接種
冬休みや夏休みを利用して海外旅行に出かけるご家族も少なくないと思います。短期間であっても発展途上国に出かける場合や長期間滞在(海外赴任や留学など)する場合などは以下のサイト等を利用して現地の医療事情やかかりやすい病気、流行している病気等、実際の生活で気をつける情報などを事前にチェックしておきましょう。
海外で病気になった場合、健康保険が利用できずに支払う医療費が高額になったりしますので現地の医療事情にあった医療保険の準備をしておきましょう。また、現地では日本とおなじ医薬品が入手できるとは限りませんので使い慣れた医薬品がある方は、衛生用品も含めて海外に携帯するとよいと思います。
渡航先によっては受けた方がよい、または受けなければならない予防接種が日本とは違ってきますので時間的な余裕を持って相談するようにしてください。